畳の敷き方ルール

みなさん、こんにちは!
愛知県一宮市&稲沢市を中心に
自由設計×高性能な注文住宅を建築している細田建築です(^^)/
畳の敷き方にルールがあるのはご存知ですか?今日は様々な畳の敷き方のルールについてです(^^♪
祝儀敷きと不祝儀敷き
畳の敷き方には、祝儀敷きと不祝儀敷きという2つの種類があります。昔は行事によって畳を敷き替えることがあり、
その行事によって畳の敷き方が2つ生まれたと言われています。
祝儀敷き
祝儀敷き(枕敷き)は、隣り合う畳のラインが十字にならないようにする敷き方です。
畳を同じ方向に並べると、4枚の合わせ目に十字ができてしまいます。
これを防ぐために、祝儀敷きではわざと違う方向にして畳を敷くのです。
畳が十字にならないように敷く祝儀敷きは、縁起が良いものとされてきました。
そのため、結婚などのお祝いには必ず祝儀敷きを用いてきた歴史があります。一般的な和室の多くは、祝儀敷きになっています。
不祝儀敷き
不祝儀敷きは祝儀敷きのルールを無視した畳の敷き方です、祝儀敷きと違って畳の合わせ目が十字になっても良いとされています。
祝儀敷きが祝いの場で用いられる一方、不祝儀敷きはお葬式などで用いられてきました。
結婚式や葬式などを家ですることも少なくなった現代、個人宅の和室は普段から畳が祝儀敷きになっていることが一般的です。
これに対してお寺などでは不祝儀敷きが主流です。
また、旅館の大広間などでも祝儀敷きではなく、不祝儀敷きが採用されているケースがあります。
これは、縁起担ぎではなく畳の傷みにくさを優先した結果だといわれています。
このように、不祝儀敷きは祝儀敷きと違って一般住宅ではあまり見ない畳の敷き方といえます。
祝儀敷きと不祝儀敷きを覚えておけば、伝統的な畳の敷き方を押さえることが可能です。
ご自宅の畳がどちらの敷き方になっているのか確認してみてください(^^)/
参考:大建HPより
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CADオペレーター
尾﨑 美香Mika Ozaki
お客様の夢がいっぱい詰まった間取りをお預かりし、どんなお家ができあがるのかわくわくしながら図面を作成しています♬お客様の家づくりへの想いが、家を建てる職人さんへしっかりと伝わるように、一つ一つ丁寧に見やすい図面を心がけ、お客様の希望通りの家が建つように“誠心誠意”お手伝いさせていただきます。