固定資産税に関わるオプション

みなさんこんにちは(^o^)／

愛知県一宮市・稲沢市を中心に

自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です。

夢のマイホーム作り。やりたかったアレやコレ。

沢山詰め込んだ夢一杯のお家も素敵ですが、後から後悔の無いようにしっかりと吟味をしていきたいですよね。

今回は、お引渡後のお金の話。固定資産税についてお話をしようと思います。

固定資産税とは、土地や家屋などの不動産に対してかかる税であり、毎年4月頃に納税通知が届くので各市町村に納付していきます。

固定資産税が設定されるタイミングは1月1日が規準とされているので、その時点で持ち主かどうか。という点が重要です。

1月2日に土地を購入したとすると、その土地の固定資産税は翌年から納税する事になります。

固定資産税は土地の大きさが大きいほど金額も上がってきます。

一部を紹介すると、土地の面積が200㎡以下であれば小規模住宅用地として扱われるので減税特例が1/6になります。

一方、200㎡を越えた分は一般住宅用地となり特例は1/3になってしまいます。

例として300㎡の土地があるとすると、200㎡分は一般住宅用地として扱い、残りの100㎡は小規模住宅用地として扱います。

敷地が広いだけで持て余して高い税金も払うのであれば、丁度良いサイズの土地を見つけたいところです。

土地だけではなく、家自体にも固定資産税はかかってきます。

金額は建物によって様々で、仕様によって評価額が決まっていきます。

つまるところ、贅沢なオプションや仕様を上げると税金が高くなります。

戸建てでは、新築1年の内に自治体の人が来て家屋調査をします。

家屋調査と図面で仕様を確認し、財務省が発表している「固定資産評価基準　第二章　家屋」を元に点数化する事で評価額を決めていきます。

①床材

一般的なシートタイプのフロアに比べて無垢のフロアを使用したり、タイル等を貼ると一気に金額が上がります。

フロア＜無垢フロア＜タイルの順です。

②システムキッチン

間口が300cmを超える大きなタイプだと、通常よりも少し点数が上がってしまいます。

拘りが無ければ、ステンレスシンクのタイプであればシステムキッチンの1/5～1/6に抑える事が出来ます。

③外壁材

サイディングやガルバに比べ、外壁タイルは点数が高いです。

サイディング＜漆喰＜タイルの順に上がっていきます。

④ビルトインエアコン

一般的なエアコンは対処にはならないですが、ビルトインタイプは対象になってしまいます。

その為、全館空調などの第一種換気を搭載している場合はもれなく点数が加点されています。

⑤ホームエレベーター

これは中々。いや、滅多にお目にかかれない代物ですが、検索してビックリしたのでご紹介します。

他のオプションとは比べ物にならず、ホームエレベーターを付けるだけで固定資産税が年間で25000程変わって来るそうです。驚きですよね。

いくつかご紹介してみましたが如何でしょうか。

家づくりを始めた段階で、完成した先の税金の事を考えるなんてのは中々手が回らないですが、一度本当に必要なオプションなのか落ち着いて考えてみるのも良いでしょう。