冷房VS除湿　お得なのはどっち！？

みなさんこんにちは(^o^)／

愛知県一宮市・稲沢市を中心に

自由設計×高性能×低価格な注文住宅を建築している細田建築です。

今年は、梅雨明け前の7月半ばから猛暑日が続いてとても暑いですね（汗）。

皆さん、日中や寝る時にはエアコンが手放せないのではないでしょうか。

昔からよく、冷房と除湿は何が違うの？電気代はどう変わるの？と話題に上がるのですがもう一度おさらいしてみましょう。

そもそも冷房と除湿の違いって？

基本的に、気温が高くて湿度が低い時は冷房。気温も湿度も高い時は除湿又は冷房。という様な使い分けで大丈夫です。室温を下げる為に使用するのが冷房。湿度を下げる為に使用するのが除湿。文字のままですね。

冷房の仕組みとして、エアコン本体にある熱交換器（蒸発器）という場所で冷媒が室内の熱を奪う事で、室温よりも冷たい風が放出されます。

続いて除湿の仕組みなのですが、実は冷房と一緒です。冷房程冷やさないだけで、微弱な冷房がかかっています。

冷房は温度を下げる為に空気を冷やし、その過程でついでに除湿ができているだけです。

除湿は湿度を下げる事を目的としているので微弱な冷房をかけて除湿をしています。その為、弱冷房除湿とも呼ばれています。

つまり空気をガンガンに冷やさない分、除湿の方が電気代がかからないのです。

ところが、梅雨の時期などの低温多湿の場合には、性質上、弱冷房除湿はあまり効き目がありません。

そんなときは、再熱除湿というもう一つの除湿機能があります。

コチラは、途中までは同じなのですが除湿した後の空気を温めてから放出するという物です。

室温を下げずに湿度だけをピンポイントで下げられるので、気温のまだ低い梅雨時期などにはもってこいです。

しかし、他に比べて最後に空気を温めるという一手間があるので、かかってしまう電気代は3種の中で一番高いです。

弱冷房除湿が断トツお値打ちですね。

この様に、どんな時でも冷房！除湿！ではなく、状況によって使い分ける事が大切です。